コロナ禍で活躍!今すぐにでも実践できる院内SEのオンライン改革!

院内SE
あらた100%

【この記事で解決できる悩み】

・コロナ禍で大変・・・院内SEに何かできることはあるの?
・3密を守るためには集団での打合せや会議はNG?
・医療機関の業務でも自宅からリモートするようにできないかな?

 

この記事で紹介する『コロナ禍で活躍!今すぐにでも実践できる院内SEのオンライン改革!』は、上記のような悩みを解決する内容となっています。

 

なぜなら、僕は病院SEに転職して8年目になりますが、昨今の新型コロナウイルス拡大に伴い、いろいろと業務の改革をしたからです!

 

正直、医療機関の職場は雰囲気がピリピリしています・・・。今まで普通に行っていた会議も「3密になるよね?」「何か良い方法考えてよ」と言われたり、「そもそも全員が職場に出勤すること自体どうなの?」と厳しい意見を言われることもありました。

 

それでも「今までのやり方ではダメだ」と思うようになり、少しずつですが行動してきました。この記事では新型コロナウイルス拡大に対し、僕が実践した業務の改革を記載した内容となっています。(ちょっと大げさですが(^_^;))

 

記事を読み終えると『今すぐにでも実践できる院内SEのオンライン改革!』が身に付くこと間違いなしです!

1.大好評!院内SEの僕はこんな業務をオンライン化しました!

コロナ禍の中で下記の業務をオンライン化しました。

・各種会議や打合せ
・採用面談
・院内試験
・忘年会

オンライン化した業務:各種会議や打合せ

まず最初に実践したのがコレです。日常的に行われる打合せや会議を一つ一つオンライン化していきました。

 

3密を防ぐことが目的で始めたのですが、「会議室までに移動する手間が省けた」「画像や音声も問題ないのでいつもと変わらず進められる」などとお褒めの言葉を頂きました(^^)

 

今後はこんなやり方が主流になっていくのでしょう。

オンライン化した業務:採用面談

僕が勤めている医療機関は採用試験も頻繁に開催していて、採用時の面談もオンライン化しました。

 

特に多いのは看護師の採用試験です。今までは①面接を受ける人に医療機関まで来てもらう、②会議室などで対面で面談をするの2つが必要でしたが、オンライン化することでどちらも解決することができました!

 

このご時世ですので、どうしても外出するリスクには敏感になってしまいます。この改革は移動の負担が軽減されるだけでなく、ウイルスの出入りを防ぐ意味でも大好評でした。

オンライン化した業務:院内試験

医療機関では定期的に筆記試験を開催しています。

 

特定の疾患に関する内容看護師の勉強会の延長だったりと、目的は様々ですがスタッフのスキルアップのために定期的に開催しているんです。

 

そこでもオンライン化は大活躍!

 

使用したのはGoogleフォームWordファイルです。試験問題を作成・配布し、制限時間を決めて実施しました。

 

結果、試験自体もスムーズに進み、トラブルもなく出来ました!

オンライン化した業務:忘年会

極めつけはオンライン忘年会です!

 

医療機関では多いのですが、毎年どこかの会場を貸し切って忘年会をします。が、それもコロナ禍の中では叶わぬこと。「今年はどうしようか・・・」と途方に暮れていましたが、スタッフから要望が強く、工夫に工夫を重ね、なんとか実現することができました。

 

会場は病院内なのでもちろん飲食の類はしませんが、代わりに企画やイベントなどをオンライン化することにしました。

 

内容は病院長や副院長からのメッセージ、優秀な功績を収めた職員の表彰、ビンゴゲームや景品当てクイズなどなど。最初はどうなることかと思いましたが、なんとかやり遂げることができました。

 

スタッフからの評判も良く、「来年もこれが良い!」「他にもこんな企画をやってほしい!」などの意見が出たくらいです。

2.コロナ禍でも業務に支障なし!自宅に持ち帰ってリモート作業!

医療機関でもリモートできる業務がある!そんな想いから実現した業務があります。

 

一般企業に比べると医療機関の業務をリモートするのは少しハードルが高いです。なぜならほとんどの業務が患者ありきだからです。リモートするにしても対患者を常に意識をしておく必要があります。

 

さすがに医師や看護師など、実際に患者に接する職種は難しいです。なのでまずは事務系などのデスクワークの多い部署の業務を持ち帰られないか、と考えました。

 

そこで実践したのはSSL-VPNを活用した方法でした。情報漏えいのリスクからしても電子カルテ端末を持ち帰るわけにはいきません。そこでインターネット系端末からSSL-VPN経由で電子カルテ端末にアクセスすることで、電子カルテ業務のリモートワークを実現することができました。

 

すべての部署というわけにはいきませんが、スタッフ数が多い部署や作業場所が狭くてどうしてもソーシャルディスタンスを保てない部署には効果的でした。

 

自宅がマンション等の場合のみ、Wifiを共有しているためか時々アクセスできなくなることはありましたが、それ以外でトラブルはなく、今でも順調にリモートワークできています!

3.今後必要になりそうなオンライン&リモート業務

2020年はコロナ禍の中でオンライン&リモート化に試行錯誤してきました。2021年もまだ先が見えない状況が続きそうです。これからはどんなことが求められるのでしょうか?

 

コロナ禍で先が見えない状況が続く中、今後はオンライン・リモート化の波はより強くなります。そうなると例えば以下のニーズが増えてきますよね。

 

わざわざ医療機関に行かずとも診察してもらえる → オンライン診療

わざわざ職場に行かなくても仕事ができる → リモートワークの強化

わざわざ目的地に行かなくても情報を取れる → 他の医療機関との情報共有

 

これは職員だけでなく、患者にも同じ事が言えるでしょう。重要なのは『わざわざ医療機関に行かなくてもやりたいことができる』です。どれも今に始まったことではないですが、世の中により浸透していくと踏んでいます。

 

つまり、2021年以降は院内SEとしてこの課題に取り組んでいくことで、コロナ禍の中でも活路を見出だせるはずです。院内SEの腕の見せどころですね!

4.まとめ

最後に『今すぐにでも実践できる院内SEのオンライン改革!』のおさらいです。

まとめ

1.大好評!院内SEの僕はこんな業務をオンライン化しました!
2.コロナ禍でも業務に支障なし!自宅に持ち帰ってリモート作業!
3.今後必要になりそうなオンライン&リモート業務

海外では既に新型コロナウイルスのワクチン投与が始まりつつありますが、副作用などの検証が終了しているわけではありません。2021年も厳しい状況が続くと思いますが、だからこそ何ができるかを考える絶好の機会です!

 

行き詰まった時は上記の内容を思い出してくださいね。

 

この記事が見ている方の参考になれば幸いです^^