院内SEはきつい?経験8年の僕が人間関係を解説『医師編』

院内SE
あらた100%
📝このブログで解決できること
・院内SEへの転職を考えているけど仕事はきつい?
・医師って気難しいイメージがあるけど実際どうなの?
・医師とのコミュニケーションで気をつけた方が良いことは?

 

この記事で紹介する『院内SEはきつい?【人間関係-医師編】』は、上記のような悩みを解決する内容となっています。

 

なぜなら、僕も現在、病院に勤めて8年目になり、ずっと院内SEとして働いているからです。(前職はIT企業のSEを8年ほどしていました)

 

8年も同じ職場にいると人間関係で悩むことは少なくありません。この記事では『院内SEが【医師】との人間関係で悩むパターン』と『悩まないためのコツ』を解説していきます。

 

この記事を読み終える頃には、医師との人間関係で悩むことはなくなりますよ!

 

本記事に記載しているのはあくまで一医療機関での印象です。
記事中に記載している内容がどの医療機関にでも当てはまるわけではありません。

 

 

1.医師とはズバリどんな人?

医療機関の顔とも言える「医師」という職種。どんな人がいるのでしょうか?

 

1-1.プライドが高い

医師は一般的にプライドが高い人が多いです。それも当然で、医師というのは頭が良くないと慣れません。学生の頃から猛勉強して常に成績は優秀、クラスや先生からチヤホヤされるし、医師になってからも患者からお礼を言われます。「私はエライ!」と思うのも無理はありません。何より人の何倍もの努力をしてきたので、それに裏打ちされた自信があります。

 

1-2.他の医師とのコミュニケーションは少ない

そんなプライドの高さのためか、他の医師とは必要以上に関わろうとはしません。プライドが高い者同士で意見が割れた場合に落とし所を見つけることを避ける為です。自分が一番という考えが念頭にあるので、賛同しない意見は極力取り除こうとします。

 

2.医師との人間関係で悩むパターン

そんな医師との人間関係。よくある悩みのパターンを紹介します。

 

2-1.報告漏れ

医師に対して報告漏れはNGです。僕も医師からの依頼に対して返事を怠ったことがあり、叱責されたました。依頼の内容に大小はあれど、患者と接する医師の頼みが重要でないわけがありません。報告が漏れる=患者への対応が遅れる、ことになるので怒られても仕方ありません。

 

2-2.プライドを害する発言

前述にもありますが、医師とはプライドが高い人種です。大抵、他の職種は下に見られています。院内SEは事務職なので特にそうかもしれません。なので、対等な立場で話すのは厳禁です。「なに対等に話してきてんだ?こいつ」と思われると、その後のコミュニケーションが難しくなります。

 

2-3.後回しにしてしまった時

医師はプライドが高いので、自分の事を後回しにされることを嫌います。例えば、依頼されていることの進捗が思わしくないことを報告する場合。「急な割り込みが入りまして・・」などの理由は絶対ダメです。それが本当であれ、医師は後回しにされていると受け取ります。そうなると・・・お察しの通りです。

 

3.医師との人間関係で悩まないコツ

ではどうすれば医師と良い関係を築けるのでしょうか?8年以上の院内SE歴から学んだコツを紹介します。

 

3-1.依頼は最優先で!

一番のコツは医師からの依頼を『最優先で対応』することです。とにかく最優先でやっていることをアピールしてください。場合によっては毎日進捗を伝えるのもアリです。「現在はこういう状況で、来週中には対応できます」と言うことで頑張ってくれてるなと思われます。

 

3-2.プライドは尊重して!

医師の高いプライドを損なわないためには『対等な立場で話さない』ことです。少し下の立場から話すことが無難です。「私は◯◯と考えているのですが、差し支えなければ進めても問題ないでしょうか?」という感じです。

 

3-3.仲介役はすべて引き受けて!

医師は他の医師とのコミュニケーションが多くありません。なので、医師と医師の仲介役をしないといけない場合があります。例えば僕の場合、下記のようなやり取りがありました。

 

僕「A先生!B先生がこのような提案をされていますが、進めて問題ないでしょうか?」
A「それはちょっと困るな~。B先生にとっては良いかもしれないけど、私にとってはメリットがないからね。」
僕「ではB先生に再度相談してきます。」
僕「B先生、A先生からは進めるのは少し難しいとの意見が出ました。」
B「いやいや、そこは進めてもらわないと私の負担が下がらないよ。なんとかしてよ。」
僕「・・・B先生、宜しければA先生と直接お話して頂けないでしょうか?」
B「いやー私は忙しいから難しいね。A先生とまた話してみてよ。」
僕「・・・分かりました。」

 

・・・面倒くさそうですよね。でも、これが現実なんです。とはいえ医師に「自分で話してくださいよ」とも言えないし。医師とうまく付き合っていくには避けては通れない道です。腐らず引き受けてください。

 

4.それでも解決しない場合は

悩まないコツを実践しても改善されない場合もあるかもしれません。その時は『環境を変える』ことをオススメします。

 

4-1.部署異動

「できる限り医師と仕事することは避けたい」と思うのであれば、部署を変えることをオススメします。当然、事務系の部署は情シス部門だけではないです。総務部門や経理部門などの比較的に医師とのやり取りが少ない職種もあります。

 

4-2.転職

それでも改善されないのであれば思い切って転職するのも悪くありません。世の中には様々な仕事があります。どの業種・職種が自分に合うかは分かりません。けど、どの職場でも情シス部門で培った経験は活きるはずです。「もう限界だ!」と思ったら検討してみてくださいね。

 

5.まとめ

ここまでで人間関係の悩みと悩まないコツについて紹介してきました。最後におさらいしましょう。

 

まとめ
1. 医師とはズバリどんな人?
 1-1. プライドが高い
 1-2. 他の医師とのコミュニケーションは少ない
2. 医師との人間関係で悩むパターン
 2-1. 報告漏れ
 2-2. プライドを害する発言
 2-3. 後回しにしてしまった時
3.医師との人間関係で悩まないコツ
 3-1. 依頼は最優先で!
 3-2. プライドは尊重して!
 3-3. 仲介役はすべて引き受けて!
4. それでも解決しない場合は
 4-1. 部署異動
 →医師とのやり取りが少ない部署に異動する
 4-2. 転職
 →環境自体を変える
5. まとめ

 

どうでしたか?院内SEを8年以上経験している僕の実体験を元にした記事です。

 

院内SEとして職場での人間関係に悩んだ時は思い出してくださいね!

 

この記事が見ている方の参考になれば幸いです^^