コレがあると役に立つ!院内SEを目指す人へオススメのスキル6選

院内SE
あらた100%

✒この記事で解決できる悩み

・院内SEへの転職を考えているけど仕事は大変?

・院内SEになるにはどんなスキルを身につければいいの?

・実際にスキルが役に立った時の体験談を聞きたい!

本記事はこのような悩みを解決する内容となっています!

 

僕は前職でIT企業のSEを8年間していました。院内SEとしては8年目になりますが、一般企業SEに比べると院内SEは特殊です。

 

必要なスキルも変わってくるし、そもそも求められるものが違います。

 

この記事では、これから院内SEを目指す場合に『役に立つオススメのスキル6選』を紹介します!

 

実際にスキルを活用した時の体験談もありますよ😉

 

院内SEへ転職を考えていたり、いま院内SEでうまくいかず悩んでいるなら、ぜひ参考にしてくださいね!

 

※注

本記事の『院内SE』は”病院などの医療機関で働く社内SE”のことです。

※医療機関にシステム等を納品するベンダーのことではありません

 

 

院内SEを目指すならコレ!オススメのスキル6選

院内SEになって8年以上の僕がオススメする『役に立つスキル』を紹介します。

 

スキル1:基本的なPC操作

まずは『PCに関する基本操作』です。なんと言ってもこれが一番使います。

 

医療機関は一般企業に比べるとITリテラシーが低い傾向にあります。(僕が一般企業から院内SEに転職した時も最初に驚いたのはその点でした😲)

 

PC操作に関する問合せは日常茶飯事です。1,2回の説明で理解してくれる場合もありますが、看護師など入れ代わりの多い職種だとそうもいきません。

 

まずは基本的な内容でOK。下記のようなケースを対処できればバッチリですよ!

 

☑ Excel・Wordの基本的な操作

☑ PCの動作が遅い・フリーズした場合

☑ Zoom等のアプリケーションのトラブル

 

スキル2:PCセットアップ

次は『PCセットアップ』です。台数を増やしたり、故障による補填など経緯は様々だと思います。

 

下記は僕がよく行うセットアップ作業の一部です。

 

☑ 電子カルテシステムの動作確認

☑ セキュリティソフトのインストール

☑ Excel等のOffice系ソフトのインストール

☑ プリンタ・各種アプリケーションの設定

 

電子カルテはベンダーから提供される手順書の通りに進めるだけなので問題ないと思います。インストール用のバッチを準備してくれる場合もあるので、難しい作業ではありません。

 

また、PC用のセキュリティソフトも必要です。有名どころだとトレンドマイクロ、ウイルスバスターなどですね。昨今はサイバー攻撃が増加しているのでこの作業も外せません!

 

それから、Excel・WordといったOfficeやWPSソフトも必須です。診断書などの文書をExcelやWordで作成している病院をよく見かけませんか?

 

インストール自体は簡単ですが、必要な分だけライセンスを調達する必要があるので、ベンダーとの折衝・金額交渉・院内決裁をやることになります。

 

他にもプリンタや各種アプリケーションの設定が必要なケースも少なくありません。世間ではペーパレス化が謳われていますが、医療機関ではまだまだ印刷物の需要が高いです。

 

アプリケーションはもちろんプリンタ関連のスキルも身に付けておきましょう!

 

スキル3:プリンタ関連

前述の繰り返しになりますが、ペーパレス化になりつつあるものの、医療機関ではまだまだ紙運用が根付いています。処方箋などは未だに紙印刷されているのがほとんどではないでしょうか?

 

つまり、プリンタに関するトラブルの数も比例するわけです。

 

転職した後に現場で身に付くスキルもたくさんありますが、家庭にプリンタがあれば積極的に触れてみることをオススメします!

 

スキル4:Excel

日常的に使う機会の多いのが『Excel』です。ちょっとした作業効率化のツールや電子カルテにない機能を補う際に重宝するのがコレです。

 

関数はもちろんVBAを習得すれば、格段に作業効率化が上がります。

 

Excelさえあれば使えるので自宅のパソコンでササッと学習したりもできますね!

 

スキル5:Access

Excelと同じくらい役に立つのが『Access』です。

 

データベースを管理するシステムなので、Excelよりも大量のデータを蓄積・処理することができます。僕も職場で下記のような運用をしています!

 

✅ 登録された年間の患者データを医師別や診療科別に分類・集計する

✅ 会計データを住所毎に集計して分析する

 

スキル6:ファイルメーカー

一般企業ではあまり馴染みがありませんが、医療機関では『ファイルメーカー』が幅広く使われています。カスタマイズ性が高いのでしっかりスキルを身につければ大抵のことができるのがメリットです。

 

作り込めばExcel・Accessよりも効果的なツールが作れるのでチャレンジする価値は大アリですよ!

 

紹介します!オススメのスキルが活躍するシーン3つ!

次にここまで述べたスキル達が活躍するシーンを僕の体験談を交えて紹介します!

 

シーン1:操作説明

「PCがフリーズしたんだけど」

「Excelの使い方で分からないところがあるから教えて」

「WordをPDFに変換したい」

 

現役の院内SEにはあるあるではないでしょうか?上記のような問い合わせはよく受けます。

 

院内SEからしてみれば簡単なことですが、現場のスタッフは自分の業務でそれどころではないんでしょう💦満身創痍でこちらに連絡してきてるはずです(笑)

 

院内SEであれば日常の業務の中でこの手のスキルは身につくので焦る必要はありません!素早く解決してあげて現場からの信頼も獲得してくださいね!

  

シーン2:機器のトラブルシューティング

「PCのキーボードが外れたんだけど」

「プリンターで紙詰まりが起きた」

「ディスプレイに何も映らない」

 

現場からの問い合わせは何も操作面だけとは限らないです。(むしろこっちの方が多いかも…)

 

このケースではまず院内SEが一次対応します。その場で復旧できるのであればそれに越したことはないですが、解決できない時は専門のベンダーに依頼してもOKです!(保守契約しているベンダーであれば費用もかかりません😊)

 

シーン3:ツール作成

前述のスキル4,5,6が活躍するのはこの依頼が来た時です。

 

医療機関のスタッフ(特に医師や看護師)は学会等で講演する機会が多いので、講演用の資料には様々なデータを掲載する必要があります。

 

院内SEにはその必要なデータを集計・抽出する作業を頼まれることがあります。

 

Excel・Access・ファイルメーカーで作成したツールをそのまま渡したり、こちらでデータだけを抽出して提供したりします。

 

一般企業のSEではほとんど使う機会はありませんでしたが、院内SEではツール作成のスキルを持っておくと本当に役に立ちます!

 

他の部署からすれば依頼してササッと作成してくれたら誰だってありがたく思いますよね?

 

経験上、遅かれ早かれこの手の頼まれごとは来るので面倒臭がらずにサポートしてあげましょう^^

 

まとめ

院内SEのおすすめのスキルと活用シーンを以下にまとめます。

  

まとめ

1 院内SEを目指すならコレ!オススメのスキル6

 スキル1:基本的なPC操作
 スキル2:PCセットアップ
 スキル3:プリンタ関連
 スキル4:Excel
 スキル5:Access
 スキル6:ファイルメーカー

2 紹介します!オススメのスキルが活躍するシーン3つ!

 シーン1:操作説明
 シーン2:機器のトラブルシューティング
 シーン3:ツール作成

どうでしたか?

 

院内SE歴8年以上の僕が実際に体験したことを元にした記事です。

 

院内SEの業務は電子カルテ・PC関連・プリンタ・サーバ・ツール作成など多岐にわたり、様々な部署とやり取りをする為、少しでも効率的に作業を進める必要があります。

 

院内SEの業務で解決につながらず困っている時はこの記事を思い出してくださいね!

 

この記事が見ている方の参考になれば幸いです^^