院内SEの心構えとは?転職3年目で部門長になった僕が経験談から解説

院内SE
あらた100%

【この記事で解決できる悩み】

・院内SEの仕事って大変?
・院内SEとして働く上で注意しておきたいことは?
・院内SEへの転職を検討しているので参考にしたい

この記事で紹介する『院内SEの心構えとは?』は、このような悩みを解決する内容となっています。

 

なぜなら、僕も現在、病院に勤めて8年以上になりますが、ずっと院内SEとして働いているからです。

 

僕は転職して院内SEになりましたが、転職3年目でシステム部の部門長になることができました!この記事ではそんな僕が「これは必要だな」「これはやってて良かった」と実感したことを紹介します。

 

記事を読み終えると、院内SEに転職してからも活躍できること間違いなしですよ!笑

 

注意説明
本記事の「院内SE」は”病院などの医療機関で働く社内SE”のことです。
※医療機関にシステム等を納品するベンダーのことではありません

 

院内SEの心構え1:医師からの依頼は最優先で!

医療機関で働くのであれば医師からの要望・問い合わせ・依頼事項は何よりも優先的に対応してください。

 

当たり前のことですが医療機関における医師は稼ぎ頭です。診察や処方など医師を中心に回っており、医師が全て診療行為の指示を出しているわけです。当然、医師のそれに対して患者はお金を払います。(実際には診療報酬として支払われるわけですが)

 

ですので、医師から「処方箋が発行されない」や「電子カルテにおける入力負担の削減」などの依頼がある場合、今やっている作業を止めてでも対応するようにしてください。

 

「なんでわざわざ止めないといけないんだ!」と思うかもしれませんが、ぐっと堪えてくださいね。正直、これが出来ているかどうかで医療機関内での評価は大きく変わります。「あの人、悪くないけど肝心な所がね~」と言われる感じです(笑)

院内SEの心構え2:看護師とは上手に付き合え!

そんな医師を支える看護師も同等にサポートするようにしてください。

 

医師というのは患者の命を扱う仕事です。常に気が抜けない、そんな緊張感の中で働いています。その為、非常にストレスがかかります。その結果、どうしても自分の近くにいる看護師にきつくあたってしまうことがあるんです。

 

そうなると当然、看護師も精神的な負担がかかってしまいます。医師からもきついことを言われ、自分達の要望もなかなか通らない、ましてや現場はトラブルが多い・・・考えただけでも大変そうですよね。

 

ですので、僕は看護師のサポートも率先してするようにしています。最も重要な仕事をしている医師、そんな医師を支える看護師にも同じくらいのサポートをすることで、看護師の負担も軽減でき、結果的に診療行為が円滑に回ることへつながります。

院内SEの心構え3:女性を敵に回すな!

医療機関で働く職員の半分以上は女性です。つまり、医療機関の運営を支えているのは半分以上が女性なわけです。

 

僕の職場でいわゆるデキる人を見ると共通してこの点が守れています。要望や問い合わせの対応はもちろん、たまには愚痴を聞いてあげたりしています。アウトプットの精度も重要ですが、まずは寄り添ってあげることが大事です。

 

間違っても女性の悪い噂を流したりはしないでくださいね。「あの人にはもう何も頼まない」「頼んでも文句ばかり言うから嫌だ」と逆に噂が立ち、職場での立場が悪い方向にいってしまいますから。味方であることを行動で示してください。

院内SEの心構え4:印刷物のトラブルは早めに対処!

ついつい後回しにしてしまうのが印刷物のトラブルです。「なんだ、プリンタが調子悪いだけか」と思うだけで行動に移さない院内SEもいるのではないでしょうか?

 

医療機関における印刷物は一般企業のそれよりずっと重要です。処方箋など印刷されないことで業務が停滞してしまう可能性が高いです。そうなると患者にも職員にも迷惑がかかります。

 

現場から「プリンタから印刷されなくなったんだけど」と連絡が来た場合は、「あとで確認しますね」ではなく「はい、今から行きます」と即時対応するよう心掛けてください。

院内SEの心構え5:進捗はちゃんと伝えて!

作業の中には単発なトラブル対応ではなく、時間がかかるので一旦持ち帰りになる場合もあります。持ち帰る場合は期限を明確に決めておく必要があるのですが、期限がずっと先だとしても一度も連絡をしないのはNGです。

 

期限が先とはいえ、現場のスタッフは「本当にその期限までに終わるのか?」と不安を抱えています。「実は全然進んでいないんじゃないか?」「仮に期限までに対応したとして手直しが入ったらどうするのか?」とも思っています。

 

その悩みを解消するには定期的に進捗を報告してあげる必要があります。思ったより進捗が思わしくなくとも、その状況が把握できればどうとでもやりようがあるわけです。

 

ほったらかしは絶対ダメです!こまめにする必要はありませんが、必ず進捗は伝えてあげてくださいね。

まとめ

ここまでで院内SEの心構えについて紹介しましたので、おさらいしておきますね。

まとめ

院内SEの心構え1:医師からの依頼は最優先で!
院内SEの心構え2:看護師とは上手に付き合え!
院内SEの心構え3:女性を敵に回すな!
院内SEの心構え4:印刷トラブルは早めに対処!
院内SEの心構え5:進捗はちゃんと伝えて!

どれも転職3年目でシステム部門長になった僕の経験を踏まえて書いた内容です。

 

院内SEへの転職を希望されている方、もしくは既に院内SEとして働いている方もぜひ参考にしてくださいね!

 

この記事が見ている方の参考になれば幸いです^^