- 院内SEに興味があるけどどんな仕事なの?
- 院内SEへの転職を考えているけど仕事はきつい?
- 院内SEのイメージが沸かないので、実際に働く人の生の声を聞いてみたい
この記事で紹介する『院内SEはきつい?【プリンタ編】』は、上記のような悩みを解決する内容となっています。
なぜなら、僕も現在、病院に勤めて8年目になり、ずっと院内SEとして働いているからです。
僕は前職でIT企業のSEを8年ほどしており、転職して院内SEになったわけですが、この記事は「転職前に知っておきたかった!」と思う内容になっています。
記事を読み終えると、院内SEがどんな仕事なのか具体的にイメージ出来るようになりますよ!
1.病院でのプリンタトラブルは早めに解決するべし
医療機関においてプリンタで発生したトラブルはとにかく早めに解決するよう努めてください。
なぜなら、世の中がペーパレスになりつつある昨今ですが、患者に渡す処方箋の発行など、医療機関はまだまだ紙による運用が残っています。プリンタでトラブルが発生すると、それだけ業務に支障をきたしてしまいます。
実際に、僕も病院に入職した時から関わる機会が多々ありましたが、やれば感謝されるし、やらなければクレームにつながります。
それくらい重要なんです。それくらい紙による運用が浸透しているんです!
2.深追いはNG
とはいえ深追いするのは避けてください。
なぜなら、院内SEとはいえプリンタのプロではありません。もちろん知識やスキルを身に付けることは大事ですが、ある程度調査して原因が分からなければふんぎりをつける必要もあります。
要はプロの恩恵を受けよ、ということです。というのもプリンタであれば必ず専門のベンダーがいるはずです。保守契約をしていればサポートが受けられますし、スポットでも点検などをしてくれる場合もあります。
実際に、過去に何日も何日も紙詰まりが発生するというトラブルがあり、結果が分かるまでに非常に苦労した時期がありました。部品の破損を疑ったり、プリンタ自体が故障していないか解析したりと、試行錯誤しても原因が分からず、最後の手段でベンダーに点検を依頼したところ、トレイ内の用紙が湿気を帯びてひっついていたことが原因だと一発で判明しました。
これは本当に目から鱗というか、今までかけてきた時間は何だったのかと思い知らされました。
院内SEの仕事はプリンタだけではありません。ある程度調査しても分からない場合はベンダーを頼るのも手です。餅は餅屋にですね。
3.データや障害履歴はしっかり記録
前述のトラブルもそうですが、障害が発生した場合はその履歴をしっかりと記録しておいてください。
なぜなら、プリンタの更新時期が来た時に、これらの履歴を基にどの機種・どの契約にするかを検討する必要があるからです。
プリンタも安いものではありません。ましてや毎日のように印刷していればランニングコストも膨大になります。
記録しておくことで分析することができます。安価な機種を選んだり、過去の障害頻度が高い場合はベンダーのサポートを継続して受けることが出来る保守契約にしたりと、選定することができます。
記録することによるメリットは大きいです。
実際に、僕も全て記録しており、更新時期になると毎回データを基に機種や保守契約を選定しています。コスト・サポートにおいてバランスの良い結果が出せています。
4.まとめ
最後にもう一度、『院内SEはきつい?【プリンタ編】』のおさらいをしておきましょう。
- 病院におけるプリンタのトラブルは早めに解決すべし!
- とはいえ深追いはNGで、ある程度調査して原因が分からない場合はプロ(ベンダー)を頼る
- プリンタの更新時期を見据え、データや障害履歴はしっかりと記録しておく
ここまで【プリンタ編】として書いてきましたが、いずれも決して「きつい仕事」ではありません。
上記3点を頭に入れておき、着実にこなすだけです。
院内SEのプリンタ作業がイメージできない時は思い出してくださいね!
この記事が見ている方の参考になれば幸いです^^